手帳は暮らしをより豊かにしてくれる存在。スケジュール帳としてだけじゃなく、自分のビジョンに近づくためや叶えたい夢を実現するための「行動管理」にも最適なツールです。特に中身を自由に入れ替えて自分仕様にできるシステム手帳を使った行動管理がおすすめ。
行動管理はPDCAサイクルを回すことでスムーズになります。PDCAを意識すればやりたいことを実行できるようになり、行動の改善を繰り返すことで精度が高まっていく。
日常のあれこれもPDCAに当てはめて考えることで、自分の時間が増えたり日々の充実度が上がったりもします。内容は仕事に関することでも、家事や育児といった生活のことでも活用できますよ♪
PDCAサイクルを回そうと意識することで、物事への取り組み方や思考が変わっていくのですよね。
- やりたいことはあるのになかなか実行できない
- なぜか自分の時間がない
- 日々の充実度を高めたい
- システム手帳ってどんな使い方ができる?
こういったお悩みは、システム手帳でPDCAを回すことで解決できるかも。
暮らしをより豊かにするため、システム手帳のおすすめの使い方として「PDCAを回す」活用例をご紹介します。
改めて、「PDCAサイクル」って?
「PDCA」は目標を達成するためのメソッド。Plan・Do・Check・Actionの頭文字からきている言葉です。
「Plan」計画
「Do」実行
「Check」評価
「Action」改善
「Plan」計画し→「Do」実行に移し→「Check」評価して→「Action」改善して→また「Plan」計画して…と、PDCAサイクルを繰り返し回すことでスムーズに目標達成できるというもの。
仕事で活用されることが多いイメージですが、日常の家事や勉強についてなど、生活のあらゆることで役立てることができますよ。
システム手帳おすすめの使い方アイデア「PDCAを回す」
自由に中身を入れ替えられるシステム手帳は、どんなリフィルを入れるかどこに何を差し込むか、全て自由に自分仕様の手帳を作ることができます。また必要な情報だけ残せるので、密度の濃い手帳の出来上がり。
システム手帳を「PDCAサイクルを回す手帳」とすれば、Plan・Do・Check・Actionの順番でリフィルをセットしてもいいし、各目標ごとに仕切ってそれぞれ管理することも可能。
スケジュール帳を兼ねていれば「Plan」計画が立てやすく、予定を見て「Do」実行や「Check」評価の振り返りもしやすいため、PDCAサイクルをスムーズに回せるのです。
バイブルサイズのシステム手帳活用例についてはこちらにも→バイブルサイズシステム手帳のここが好き!おすすめポイントと使い方・活用例
私は書きたい内容がたくさんありすぎるので手帳を複数持ちしています。内容的にはPD・CAといった感じで、これからやることを書く手帳と振り返り手帳で使い分けているため、目標達成までの全体像を見やすいです。
使い分け方についてはこちら→【私の手帳の使い分け】手帳複数持ちの使い分け方、書いていること(今は少し使い分け方が変化していますがPDCAサイクルの回しやすさは変わりません。)
手帳の使い方アイデア!システム手帳でPDCAを回す活用例
システム手帳でPDCAを回す仕組み作りをして目標を書くことで、頭の中を常にスッキリさせておけるから目の前のことに集中できるし、やることを整理した上で行動でから無駄を省けて効率的です。
PDCAの流れがうまく作れていれば、目標までの道のりが見えてきます。システム手帳を活用してPDCAを回している、私なりの使い方をご紹介しますね。
「Plan」計画:ビジョンを行動に落とし込む
まずは何を達成したいのか、何を叶えたいのか、自分の目標・ビジョンを明確にしましょう。仕事の案件でも、プライベートでもOK。
ビジョンが思いつかない場合は、こういったカテゴリーで考えてみるのがどうでしょうか?
- 理想の自分の姿
- 夢や野望
- 達成したいこと
- やりたいことリスト100
- 健康管理
- 減量・ダイエット計画
まずは期限を設けずにビジョンを書き出してみます。そのあとで「いつまでに叶えるか」という期限を決めていきましょう!
一年内のことなら年間プランに今年の目標・やりたいことを書いていきます。そのあと各目標を達成するための行動計画を月間タスクとして振り分け、記入。それをさらに週間、1日単位にまで落とし込みます。
プランの立て方、暮らしを豊かにするために、という考え方が分かる本『7つの習慣に学ぶ手帳術』が参考になります。
これで「Plan」計画の完成。次は「Do」実行です。
「Do」実行:できたこと、達成したことを記録
実行したことは、都度スケジュール帳に書き込むのがおすすめ。こうすることで書き漏れがなくなりますし、スケジュールページに行動記録をつけていけば予定と連動して達成したことを見られるので、時間の把握や全体像を捉えやすくなるのですよね。
【手帳活用】ライフログとして手帳に書くこと!メリット・おすすめの書き方も
手帳を楽しみ、人生も楽しむ、そんな気持ちになれる手帳術の本『手帳という武器をカバンにしのばせよう』もおすすめ。
スケジュール帳に「できたことリスト」を書くのも良いですよ。例えば「洗濯をした」という日常の些細なことでもいいので、書き出してみると達成感が生まれて自己肯定感も高まります♪
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次にできたことを確認する「Check」評価に移ります。
「Check」評価:行動内容を確認し振り返る
PDCAサイクルは、「Check」評価と「Action」改善ができてこそ成り立つもの!計画を立てて実行できていても、評価と改善が抜けてしまうとせっかくの成果が次に活かせなくなってしまうのですよね。
なので振り返りは超大事だと思います。
「Do」で実行したことを確認して、行動内容を振り返りましょう。達成したことならなぜできたのか?計画通りに進まなかったらなぜできなかったのか、その理由を考えてみます。そして振り返って得た気付きを手帳に記入。
これはスケジュールページにメモスペースがあれば「Do」実行と連動させて書いても良いし、「Plan」計画ごとにメモリフィルを用意しても良いと思います。日記として書いて振り返るのもおすすめ。
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何にしても「Do」実行のとき、スケジュール帳に行動記録をつけていれば振り返りが楽です。いつ・何をしたか?を把握しやすくなりますよ。
次はPDCAサイクルのラスト、「Action」改善へ移ります。
「Action」改善:次につなげる方法を考える
「Check」評価で、うまくいった・いかなかった理由を探ったら、今後何をどうすればより良くできるか?これからの行動改善点を考えていきましょう。
「Check」評価→「Action」改善の内容は同じページに記入することで、思考の流れが分かりやすくなりますよ。
あとは理想の自分になるために役立つ行動指針、心に響いた言葉メモや好きな名言、自分に染み込ませたいことなどを書いておくのも意識改革につながるのでおすすめ。
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【システム手帳活用例】PDCAを回す使い方がおすすめ
リフィルの入れ替えが自由なシステム手帳は「PDCAを回すツール」としても役立ちます。
PDCAを回す目的は仕事でより成果を上げるためだったり、家事をスムーズにこなすためだったり、趣味や勉強の時間を確保するためだったりとさまざま。
どんなことにも当てはめて考えられる思考法なので、毎日見る・書くシステム手帳でPDCAサイクルを回す仕組みを作れば、暮らしがより豊かになります。
ひとつの活用例として参考にしてみてくださいね。私も「Action」改善を強化して毎日をもっと楽しみたいと思います♪
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